第2回坐禅会開催しました

令和3年12月6日(月)に第2回福泉寺坐禅会を開催しました。今回は5名様のご参加をいただきました。ありがとうございました。今回も皆様真剣に坐禅に取り組んでいただき、大変うれしく思っています。次回は来年1月10日(月)13:30~です。祝日でございますので、お仕事がお休みの方は是非ご参加お待ちしています。

今回から坐禅会でお話した内容を記載したいと思います。第1回目のお話は『大海の一針』です。これはお釈迦様が輪廻の際に、人間に生まれ変われる可能性をおっしゃられた言葉です。人間に生まれ変われるのは大きな海に1本の針を落とし、それを掴めることができるほど難しい事であると説かれています。人間に生まれ変われる事が難しい中、当たり前に生活している自分を今一度見つめ直してみましょうという、お話をさせていただきました。

第2回は、『無駄の重要性』です。無駄だと思っていることが実は重要であるということ。無駄な事がなければ今の進化した生活は不可能であったことなどをお話しました。また、『表裏一体』表という存在があれば必ず裏という存在があります。常に対となっており、不幸と感じているのであれば、実は幸せも同等に存在するという点に目を向けて生活していこう。という内容です。また、良寛和尚の俳句を紹介いたしました。
 『裏を見せ 表を見せて 散る紅葉』皆様もこの俳句をよくよく噛みしめてください。

坐禅会は、坐禅を2炷、法話と茶話会という内容で進めています。ご参加された皆様との茶話会はとても楽しく、私もしっかり勉強させていただいております。そして、神辺町の〇〇様。木製のキーホルダーを沢山作成していただきありがとうございました。除夜会や坐禅会参加者の皆さまにお配りいたします。

合掌