本日は、毎月恒例の坐禅会を開催しました。5名の方にご参加いただきました。皆様一様に金剛力士像に驚いていらっしゃいました。
今回の坐禅会の目標として“坐相”を意識するように致しました。やはり坐禅をしていくと徐々に腰が曲がり、首が前に倒れていきます。しかし、20分という時間の中で、辛い姿勢を保つことも大切な修行です。坐禅中は即身仏として鎮座し、道行く人に見られた際には、思わず手を合わせていただけるよう凛とした姿勢で実践するように心がけました。後半の坐禅では、参加者の皆様意識向上され、立派な坐相でお座りになられていました。そして、神辺の中〇様。この度もたくさんの木工作品を頂戴しました。ありがとうございました。ご来山くださいました方にお配りしたいと思います。
また、池尻の池〇様。坐相を拝見しましたところ、大変綺麗なお姿でお座りになっています。今後も継続して坐禅に取り組んでいただきたいと思います。
毎回、目標を設定して参加者の皆様に取り組んでいただけるよう考えていきます。次回10月と11月の開催は、福泉寺参道工事の為中止を検討しましたが、参加者の皆様より場所を変えての実施を快く受け入れていただきました。10月開催の場所につきましては、決定次第ホームページでお知らせします。
本日の法話では、私のこれからの人生を生きていく中で、非常に共感を得た言葉を紹介しました。臨済義玄禅師のお言葉ですので共感という言葉は大変失礼にあたるとは思いますが・・・。お許し下さい。
『松老雲閑曠然自適』・・・茶席でよくお軸で出されている禅語になります。悠々自適に生きていく。山野に住むことでさらにこの禅語が身に染みてまいりました。皆様の座右の銘はどのような言葉でしょうか。またお聞かせいただきたく思います。俳句につきましては、3作品をお師匠様に提出しました。次回には添削していただきます。大変楽しみにしております。
では次回、お時間ございましたら坐禅会にご参加下さいませ。宜しくお願いします。


