10月坐禅会を開催しました

すっかり肌寒くなりました。秋がいよいよ近づいてきましたが、日中はまだ真夏の季節です。暑いですね。本日は、7名のご参加をいただき月例坐禅会を開催しました。現在福泉寺参道が拡張工事の為場所を山野農事センターに変更して開催しました。いままでとは違う会議室内での開催でした。警策を打つたびに会議室の音が反響し、『パーーーン』と今まで聞いたことが無いような音が反響していました。参加者の皆さまはどれくらいの力で叩かれたのかと思われるくらいでしたね。
 本日も、坐相と目線を意識しての坐禅です。本当に姿勢が美しくなられました。神辺町の中〇様は、しっかりと半眼を保ち、前回注意させていただきました姿勢もバッチリでした。福山市の田〇様は、姿勢が特に美しく優雅に坐禅をされていました。是非見習いたいものです。池尻の笠〇様は、警策の音が非常に良い音でした。(笑)
法話は、日本のカレーとインドのカレーと仏教について、妙心寺派の和尚様の法話をご紹介しました。また、『日日是好日』という禅語についてお話をしました。
次回の坐禅会は、福泉寺にて開催いたします。坐禅会では参加者を募っております。是非ご参加下さい。11月の開催で丸1年を迎えます。本当に皆様のご協力と感謝しております。ありがとうございました。

さて、今回もお師匠様の俳句をご紹介いたします。先日団参で伺いました佛通寺慶讃法要をご覧になられてから詠まれた俳句です。池尻の笠〇様には、毎回こちらの俳句を清書していただいています。福泉寺駐車場入り口掲示板に掲載させていただいていますので、是非御覧下さい。

 ① 秋澄むや 大通禅師 七〇〇年
 ② 佛通寺 稚児行列の 秋惜しむ
 ③ 天高し 我に最後の 含揮坂(がんきざか)※『き』は日へんに軍です。
 この③番目の俳句については、佛通寺開山堂に登る石段を、頑張って歩いて登られた時のお気持ちでしょう。目に浮かぶ光景です。お師匠様ありがとうございました。

農事センターでの坐禅
今までとは雰囲気が異なります
池尻の笠〇様に毎回書いていただいています。水墨画も大変お上手です。