1月に調査されました仏像調査ですが、本日は大原地区にあります観音堂と馬乗観音堂に、福山市文化財振興課の職員の方2名と調査員の先生が2名で仏像調査に来られました。
今日は朝から寒く、雨と風・・・。どうなることやらと心配をしておりました。大原観音堂は屋外になりますので本当に寒かったです。福泉寺からは住職の参加。総代長と世良先生にも立ち会いのご協力をいただきました。


丁寧に仏像をお出しして、写真撮影用のスクリーンを用意。角度を変えながら何枚もシャッターを切られます。また、丁寧に1体1体クリーニングまでしていただきました。仏様が綺麗なお姿になられて本当にうれしく思います。

午後からは、馬乗観音堂の調査となります。ここから風と雨がパラパラ。。。一気に寒くなってきました。馬乗山は標高500メートルある山野町で一番高い山の頂上にあります。お伺いしますと若い女性の方2名が安産祈願で来られていました。堂守様の奥様に伺いますと、インスタグラムを見て遠方からお越しになられたとのこと。観音様のご利益を是非御受けになられますように願います。

先生による丁寧な説明と写真撮影を行っていただきました。そしてたくさんの記録も取っていただきました。開基1000年の馬乗観音堂十一面千手観音菩薩さまが、これからも皆様をお救いいただきますよう願います。大変貴重な体験をさせていただきました。普段は仏像の後背をお見受けすることはできません。このような機会は本当に貴重です。長時間作業していただきました福山市文化財振興課の皆様、先生方、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。また、馬乗観音堂の堂守様。お忙しい中ご配慮をいただきまして重ねて御礼申し上げます。
住職は夕方御参りがありましたので、途中で失礼しました。申し訳ありませんでした。